京菓子は数百年の歴史を持っています。
その中でもお砂糖で作った京の工芸菓子は
“山水花鳥”などの自然風物を写実的に、
あるいは、抽象的に芸術性豊かに表現するもので
最高の技術を要します。
弊社をはじめ、菓匠と称される京都の菓子処では
その伝統の技を後世に守り伝えるために努力しております。

今を盛りと咲き誇る薄紅の花
それに垂りてそよ風誘う藤のなみ
緑に囲まれてゆったりとすわる牡丹の花は
その豪華さゆえ「花王」とも呼ばれております。
「百花繚乱」華麗なるその花景色は、
古来人の心に親しく幸せな気持ちにしてくれるもの。
その美しさを工芸飾り菓子にて表現いたしました。

菓銘
百花繚乱
製作者
京菓匠游月 長尾真吾
製作期間
約2ヶ月
原材料
砂糖・餡・上用粉・餅粉・寒梅粉・食品色素